国公立大へのコンプレックス:浪人して難関私大に合格したものの

多くの人は受験勉強といえば、問題集や参考書を購入してきて独学で勉強するよりも予備校に通い、そこで予備校講師の授業を受けるほうが、分かりやすく、一年という長丁場をモチベーションを維持しつつ乗り切るには予備校の方がいいと考えがちです。

小さな学習塾に通って大学受験に臨んだ

私はもともと高校受験のときからお世話になっていた地元の小さな学習塾で高校三年間通して英語と国語及び数学を勉強していました。

しかし、そこでの学習では学校の定期考査ではそこそこの点数をとることはできても、いざ全国模擬試験を受けても英語は偏差値で言えば50程度をうろうろ、国語も偏差値45程度をうろうろ、数学にいてっては偏差値40から45の間をうろうろするというはっきりいって勉強は頑張っているのだけれども、成績は上がらないという悲惨な状態でした。

このような学習塾に通う生徒というのは、地域ナンバーワンの田舎の進学校の生徒ではなく、一応は高校偏差値は60台の所謂二番手の高校の生徒が通っている学習塾でした。

このような高校に通う生徒の進路は国公立大学推薦で地元の国公立大学に進学するか、私立大学に推薦で進学するのが大半で一般受験で大学に合格できる生徒の進学先は偏差値でいえば50以下の学校ばかりでした。

つまり、東京にある難関大学に入学できる生徒は現役浪人を合わせてもほとんどいないという学校でした。

私は、このような高校に入学してしまったので、とにかく大学に行くためには、この高校のカリキュラムに従って勉強してもダメだと思い、高校受験のときから通っている学習塾を頼ったのです。

2流大学しか受からなかった

しかし、結果は先ほど申し上げた通りに芳しくなく、私は国立大学に受験することすらかなわない成績で、自分の進学してもいいと思える私立大学も受けることは受けましたが、落ちてしまいました。

ただ、所謂中堅大学と呼ばれる偏差値55以下の大学には二校から合格通知をもらいました。

この二校は国語、英語、選択科目の入試でそれぞれ100点ずつの合計300点満点だったので、国語と英語はできない私でも、選択科目の点数がよかった私でも合格できたのです。

浪人を決意

しかし、私はそのような大学に行くよりは、より勉強して文系だろうと数学や生物もしくは化学などを受けなければ二次試験を受けることのできないちゃんとした難関国立大学に進学したかったので、浪人を決意しました。

ただ、私が合格した私立大に進学しないことを担任の教員は驚いていました。つまり、担任の教員から見ると私の現役時の学力など、私の合格できた大学に合格できるだけの力さえないと思われていたようなのです。

私の選択科目は政治経済です。この科目は覚えることは少ないくせにどういうわけか多くの受験生が選択しません。多くの受験生はとてつもない暗記を強いられる世界史や日本史を勉強します。

私は、英語を国語も数学も生物も勉強しなければならなかったので、社会の選択科目は政治経済にしたのです。しかも、私が政治経済で勉強したのはある出版社から出版されている一問一答形式の問題集一冊だけです。

私はこの問題集を何周も繰り返しやりこみ、その後受験大学の過去問題を解いただけです。私が合格した二校の大学の政治経済のできは自己採点で90%以上です。

不得意科目の克服のために大手予備校に通った

私は浪人するにあたり、自分が不得意科目を何とかしなければならないと思いましたが、自分自身で何をやっていいのか分からなかったので、大手予備校の大学受験科というすべての科目がパックになっているコースを選択しました。

私はもちろん難関国立大学に合格するつもりでしたので、毎日しっかりと予備校の予習と復習をしました。しかし、模擬試験の結果は返ってきて、一学期が終わる頃になっても全く手ごたえがありません。

しょせん自己流の勉強では成績が伸びない

私はこのまま行くと、成績が上が上がらずに昨年合格した私立大学よりも偏差値の低いところしか合格できないかもしれないと思うようになり、受験勉強の山場だといわれている夏休みの10日くらい全く勉強が手につかなくなってしまったのです。

それでも、私は無理をして、一学期に予備校で配られた英語テキストだけは一応は音読を繰り返しました。しかし、他の科目はほんとになにも手をつけることができませんでした。

しばらく経ってから私はもう国立大学は諦めてしまおうと思ったのです。

やはり、このまま満遍なく勉強しても偏差値が上がるかどうか分かりません。そんな分からない勉強をしているよりも私立大学の三科目入試の方がはるかに合格可能性のある私大学行こうと思ったのです。

しかも、私はすでに選択科目の偏差値は70オーバーだったので、英語と国語さえ何とかすれば所謂難関大学に合格できると思ったのです。

どうせ、このまま受験勉強をやり続けても、まとも国公立大学にいけそうにないのならば、ここはそれを諦めて私立に絞った勉強をしたほうがいいと私は思ったのです。

私立大志望に変更したのが良かったが・・

ですから、予備校の二学期からは国立大学受験コースに通いながら、私立大学の入試に必要な科目しか受講しませんでした。こんなことをしていると、模擬試験の結果が帰ってきたときに予備校のチューターから一度呼び出されて少し話をしましたが、こちらの「私立一本に絞った。」というと向こうはそれを理解してくれました。

私は夏くらいまでは国立大学を目指していましたが、夢破れ、科目数の少ない私大受験にしましたので、初めから私大のみを受ける生徒に比べると遅れもあるので不安でしたので、その分英語の勉強時間を確保し、とにかく英語ばかり勉強しました。

受験結果は私大に絞ったために一応は私大の最難関大に合格できました。しかし、やはり、私は受験勉強から逃げてしまったからでしょうか。今でも、私はしっかりとした国公立大にはコンプレックスがあります。

最近ではスタディサプリの高校コースというのを知ったのですが、そこでは、国公立や難関大学の専用講座もあり、月々980円で学べるというのを知って自分の時代にもそんな講座があればおそらく絶対真面目に勉強したろうと思う。私の時代はどうしても予備校にお金がかかるのが当たり前だったので、選ぶコースも少ないし、人気の講師の講座はとることができなかったり、と不都合なことがとても多かったです。

そういう意味では、良い時代でもあるといえるけど、今の受験生はそれだけの環境が整っているということは、簡単にライバルが増えるというリスクもあるということを忘れてはいけないんだろうなああ。

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